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時には強く

過去の詩

耐え難い痛みが
永劫に続くかのように
絶え間なく襲いかかり
胸を焦がしていた頃
あなたは現れた


痛みが不意に
峠を越し
代わりに空しさが
横たわった


愛する人がいない
それがどれほど
哀しいのか
知らなかったのだ


あなたは
その激しさの中へ
いつのまにか
共に手をとり
そして
光の射す場所へと
連れ出してくれた *1


痛みや不安は
幻影にすぎない


あなたは
やさしく
教えてくれた


でも愛してるとは
違っている


もしそうなら
これはなんと
呼べばいいの?


この出会いは
なにをもたらすと
いうの?


それをもし
あなたが知っているなら
そっと教えて欲しい


待っているよ
ずっと


待っているよ
ここで


※2005/06/02 22:49初出

*1:驚いたこと。海の底に独りで座っているようなそんな音のない世界からあなたが連れ出してくれたように思ってたの。あなたはすでに明るいにぎやかなところにいて引っ張り上げてくれたんだとそう思っていたんだけど・・・・ でもさ あなたも同じ事を言うのね? 謎は謎のまま私の心にもあるけれど でも、難しいことを考えるのはよしましょう。 たとえその名を知らずとも 星の美しさにかわりはないんだから 2005/06/04 00:01