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No pain, No gain

romance

責任を引き受ける覚悟があるかどうかは、
振る舞いや発言に表れる。
覚悟ならしている。
徐々に、ではあるけれども。
 
関係を築くまでには、過程があって、それに伴い、
心も状況も変容していく。
「不変」というのは、一長一短で、
それによって、不信に思うこともあれば、
挽回ができて救われることがある。
ちょうど第一印象が最悪の相手と恋に落ちるように。
 
「そういうのは、無し」で失われた境界線によって、
「心を許せている」という領域に至れた。
 
「求めてはいけないから」という弁明を受け入れ、
「気を遣わなくてもいられる」安心感を与えられた。
 
進んだのか
退いたのか
完成されたのか
砕け散ったのか
 
自分だけがしてあげられること
欲しいのはレーゾンデートル
 
答えは相手に委ねることにしたとき
得られたのは「救われている」のひとこと。
 

深い深い海の底に沈み
塩をかけられたなめくじのように消え
これまで関わった全ての人の記憶からも消え
人生そのものを消去してしまいたい
 
そんな虚無感から救えるのなら応えたい
でも

言葉での伝達による誤謬率はあまりに大きい。
話した言葉に偽りはなくても
届いたときには全く別の作用を始めてしまう。
一緒にいるときに交わした視線や息遣い、
手や足の何気ない動き
きっとそういうものだけが、
真実を伝えている。
 
誰もが心に闇を抱えていて、
不安や不信、嫉妬や独占欲、
そういう隠れた欲望を違う形で、
関係する相手にぶつけたりする。
 
そういうのが愛おしいと思えるように
なるまで、随分と遠回りしてきたけれど、
そういう受け皿ができたことで、
受けるはずの傷を最小限に留めさせている。
No pain, No gain.
傷ついた経験は、こんな優しさを産むんだよ。
たくさん傷ついた僕には、
その痛みを少しは共感できるから。
 
一方、僕の思いが届かないときには、
やっぱり詩的表現に昇華していくほかはない。
過ぎ去った思い出の嫌なことは忘れてしまい、
楽しかった記憶だけが何故か残るのと同じように、
今起こっている出来事を美しい思い出で表現し、
ずっと残しておきたいと願っている。
だから、こんな日にはBONNIE PINK「Last Kiss」を
エンドレス・リピートするんだ。歌詞→http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B06356