最強のディスニーシーの歩きかた

7つのエリアをたったの4時間半で制覇。
いろんな意味で楽しめたのでレポしてみる。

アトランクションonlyで、
ショップもレストランも華麗にスルー。
園内で使ったお金はロッカー代の600円のみ。
まずはファスト・パスを入手していざ出陣。


1.メディテレーニアン・ハーバー


まずは「ヴェネツィア・ゴンドラ」。
園内の様子を俯瞰しておく。
みんなでまずはイタリア人になっちゃうという
ファンタジー洗脳が開始される。
自由が丘にもヴェネツィアに似せたエリアがあるが、
張りぼて感はこっちのほうが断然上をゆく。


2.ミステリアス・アイランド


轟音をたてて噴火する活火山の張りぼて
音だけは凄い。
何度も足を運んだネズミー信者があまりに薦めるので、
とりあえず「センター・オブ・ジ・アース」へ。
油断してたら、一瞬、これはヤ・バ・イ光景が。
そこから先は目をつぶればおk。怖くない。
つーか短杉。これだけ??


隣の「海底2万マイル」へ。ヴェルヌのファンとして見逃せない。
ってかなにこの無理な設定。
B級潜水艦映画さながら。
でも実はこれが最も張りぼて感が少なかった。
ちゃんと海底にいる気分が味わえる。
貸切になったのもラッキーだった。
レバーがただのお飾りなのは不満だが、クオリティーは悪くない。
でも原作とは無関係にも程がある。


3.マーメイド・ラグーン


ここいらでネズミーらしいとこへ。
「マーメイドラグーン・シアター」でミュージカルを。
年パス達の席取り合戦が。
技術はすごいが、ストーリー変え杉。
地上に行かずに海に残って、
「やっぱアンダー・ザ・シーが最高さ♪」ってなんじゃそれ。


4.アラビアン・コースト


「マジックランプ・シアター」が改装中。
他みるべきものなし。
閑散としているわけだ。


5.ロストリバー・デルタ


「インディー・ジョーンズ・アドベンチャークリスタルスカルの魔宮」ってやたら名前は大袈裟だけど、たいして並んでない。
乗ってみて、なるほど。これは並ばん罠。
チープな張りぼてオンパレード。
ジェットコースターなのに手すりをつかまる場面は一切ナッシング。


「レイジング・スピリッツ」
これまでのジェットコースター系の楽勝ぶりで油断してた。
浅草花やしきのジェットコースター的な怖さがある。
いつか死亡事故あるなこれは。こえーよ。


6.ポート・ディスカバリー


これぞデートって感じの「アクトピア」。二人乗り水上ボート。
最初のうちはよかったが、無駄な回転の連続で途中で飽きたぞ。
中央の洗濯機のような渦の中に突っ込むとかあるといいのに。


「ストーム・ライダー」
最も並んだのに、最もつまらなかった。
これはひどい
無駄な設定と説明。
シンデレラ城のミステリーツアー並み。シーって大人向けじゃないの?
ヴァーチャル画像に合わせて揺れる観客席。
京急線だってこれくらいは揺れる。
最後には水びたしにさせられ、いじめにあったような気分。
しかし、この不満が後の恐怖を産むことになるとは・・・。


最後のエリアへは直行便の「エレクトリック・レールウェイ」で。
途中ずっとポップコーンの焦げた匂いが漂っていた。


7.アメリカン・ウォータフロント


最後のアトラクション、「タワー・オブ・テラー」。
またしても無駄な事前説明。
もったいぶった挙句、また映画館ふうのシートに案内される。
えーまた、スクリーンでバーチャル画像見せられるんかよっ。
と失望した瞬間。急に外の景色が広がる。


「?!」


このあとのことは、乗った人には分かるオチで。
帰りに撮影されていた写真ではあまりの衝撃で顔が硬直してた。
最後の最後でやられた。


なんの予備知識もなくまわってほんとによかった。
途中のつまんないアトラクションも最後のどんでん返しへの演出と
思えば、一流の英国ホラー小説みたいな展開だったなあ。