2013-01-01から1年間の記事一覧
「世間(よのなか)は空しきものとあらむとぞこの照る月は満ち欠けしける」(万葉集 巻第三・四四二) 「つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き」(荒井由実『14番目の月』) 古より日本では月を愛でてきた*1。万葉の時代からユーミンに至る…
あふれる思いを抑えて なにごとも無いかのごとく ただの友達のようにふるまって がんばってきたけれども すぎさっていく時の中で きれいな思い出のままでとどめるだけじゃなく であえてよかったと心から思えるほど すなおにこの思いをすべて伝えたい
全てを悟る瞬間がある。 処世の要諦は、 主我的な考え方を棄て去ることとは違う、と。 とある番組で、10代の心に響いた歌として、 次の歌詞のフレーズが紹介されていた。 「ずっと前からキミが好きでした」 Oh 精一杯の想いを全部 今すぐ伝えたいの でも傷…
かないっこないな。 両親や兄に会うたびにそう思う。 帰省したときの最後の見送りの 寂しがりようは尋常じゃない。 こんな大人になってもずっと変わらず 可愛がられている僕はほんとに幸せ者だ。 別れ際に見せる、あの淋しさを消そうとする 笑顔の有難さを感…