2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧
悲しい夜には ドライブに出掛けてごらん 僕は月になって どこまでも こがね色の輝きを ウィンドウ越しに照らし続けるよ 悲しい夜には 海へ出掛けてごらん 僕は月になって 波を照らし こがね色の輝きを 君のために見せてあげるよ 悲しい夜には 思い出してごら…
傷つけずに済まそうなんて もう思わないよ そんなに器用じゃないんだ あなたを傷つけることを 怖れていたら この胸の思いも届かなくなるから 写真立てのあなたにだけ 素直になるなんて もうやめるよ たとえあなたを傷つけて 「痛い」思いをしたとしても 「逢…
「ミシュランガイド東京」のバカ売れに対抗し、美味しいお店をコストパフォーマンスが高いと思えたものから選んでいる。*1 料理タイプやジャンルに偏りがあるのは美味しいと感じるのは好みがあるのでご容赦願いたい。 カフェはコーヒーの味よりも快適なソフ…
降り積もった 雪の重みで 竹はすっかり しなってしまった ところがどうだ 春にはまた 天へと 真っ直ぐに 伸びているではないか だが 覚えておくが良い 我が魂よ 再び戻らない ものの方が この世には はるかに 多いのだ ※2005/03/25 2:00初出
11/11日にNHKで放映した「星新一 ショートショート劇場」が出来栄えが良かったとの評を見て、見逃したことを悔やんでいたのだが*1「奇妙な世界の片隅で」で「コミック☆星新一午後の恐竜」と「コミック☆星新一空への門」を紹介していた。こちらも面白そうなの…
いくら必死にたくさんの 石を海に投げたところで なにも変わって見えはしない それでも 来る日も来る日も 投げ続けてきた 僕にはそれしかなかった いくら力いっぱい大きな 石を海に投げたところで なにも変わって見えはしない それでも 来る日も来る日も 投…
ほんとうは自分の居場所なんて ないんじゃないか どこかでそう思ってきた そうさ ぼくはずぶ濡れの野良猫 あしたがあるなんて そんな嘘 信じたりなんかしないよ それでもあなたは 僕に傘にいれようとする おはいんなさい 風邪ひくわよ やさしさなんて 信じな…
サイトをやって得たもの:それはたったひとこと、でも自分を変えたひとこと シリーズ第三夜。 雷に貫かれたようだった。この叫び。 この力強さ。 これはエマソンの詩?それとも、ホイットマンか? そう思いながら読んでいると、それは、即興で作った詩だとい…
気がつきませんでした こんなにも 傷になっていたなんて 気がつきませんでした こんなにも 愛されたかったなんて 気がつきませんでした こんなにも 正直になれるなんて 気がつきませんでした こんなにも 愛されているなんて 気がつきませんでした こんなにも…
たとえ 有り余る程の財産を 手に入れたとしても たとえ 世界中の人々から 賞賛を浴びようとも 己の魂の訴えを 無視できようものか 高次のあなたは あなたという尊厳を求めている むなしく 満たされぬ 心の穴を 埋めずには いられまい 光を! 光を! 今や誰に…
落ち込んでいる私 すねている私 やりきれない私 どれも大切な私 ありのままの私 かけがえのない私 輝ける未来を 作り出すのは この私 今はまだ 思うようにいかなくて 必死にもがいている いつの日にか そんなこともあったね そうやって笑える日がくるよ 冬の…
たったひとつ、自分の腹にある本当のことばを言うために、いったい、いくつの、不本意な言葉を、言わなければならないのだろう。 自分の腹をぐるぐるしているもの、それが何か、まだ自分でもわからない。 わからないまま、言ってみる。 言いたいことと、ちが…
サイトをやって得たもの:それはたったひとこと、でも自分を変えたひとこと : うぃんぐで取り上げられた言葉を興味深く読んだ。最も自分に近いものはブコメにあった。 yumizou『自分が得た一番のものは「憧れの人から温かい言葉を頂いたこと」が一番大きい』…
暗闇の中 ぽつりとひとり 取り残されて 身動きがとれず 怯えてばかり 暗闇の中 目が慣れてくるにつれ 見えてきた輪郭 静かに 耐え忍んで やがて訪れた 内なる光 ※2005/07/23 04:37初出
TVドラマは長いので当たり外れを事前にしっかりおさえてから観賞したいが、信頼できる批評サイトがまだまだ少ない。このジャンルに於いては今のところ専門誌を紐解いたほうが良さそうだ。それならばと、海外テレビドラマシリーズと韓流ドラマの泣ける感動…
数えるほどしか 会えなかった二人でも 見上げればいつも 互いの場所を繋げる空 眺められたはずなのに 綺麗に手入れした爪 褒められないいまま 愚かに時は流れ 十一月の雪は 儚く溶けて まるで僕達の終わりのよう 「いつまでも愛していてね」 の言葉を大切に…
そのうちに いずれまた この寒さにも 慣れてゆけるだろうに今のこの瞬間の寒さが 容赦なく僕を破壊するあれほどまでに幸いだった 思い出をかき集めて温めるも このまま眠ってしまいそうだよ 僕のウェブライフにとって、id:idiotapeさんのブログはこれからも…
気付いた人も多いと思うが題は「野性時代」2007年11月号の特集名から。当該号では巻頭特集の他にも、野性時代初登場の伊坂幸太郎や古川日出男、石田衣良による新境地短篇が読める。また、短篇ミステリの愉楽に掲載された有栖川有栖や貴志祐介の短篇も楽しい…
今回は絵画の中で、個人的に偏愛している画家やイラストレーターとその主な美術作品のリストを作成してみた。 ★が特に好きな画家。 ※国名の略称は、希=ギリシャ/瑞=スイス/白=ベルギー/墺=オーストリー/西=スペイン/捷=チェコ/丁=デンマーク/愛=アイルランド…
秋恒例のマフラーの巻き方のはてブホッテントリ入りですが、今年は「マフラーの巻き方をおさらいできる6サイト:一秒後は未来」がエントリ。このうち5サイト(「woolly Warmer:Sony plaza style」(リンク切れ)/「マフラーの巻き方:PIERROT」/「冬のおしゃれは…
2012/1/5追記:この記事はデータが古くなったので、新たに書き直しました。最新のランキング記事は、こちらです ↓ 泣ける・感動の名作アニメ映画おすすめランキング2012版ベスト120 & OVA/OADベスト30 劇場版ジャパニメーション ベスト70 「機動戦士ガンダム…
私の好きな映画100選 - Where Sweetness and Light Failedに触発されて、映画で最も好きなジャンルであるscrewball comedy/sophisticated romantic comedyの名作・傑作を選んでみた。「生きるべきか死ぬべきか」エルンスト・ルビッチ監督生きるべきか死ぬ…
第1章 思わず目を逸らした。 いつもの悪い癖だ。 思いも寄らず視線が合うと 反射的にしてしまう。 きみの表情からは、 僕がそこにいることへの驚きと、 「元気?」と訊ねているのが、 一瞬のうちに読み取れた。 予想外のきみの反応に、 僕もまた驚き戸惑い…
自分にとって最高に読みたい記事は、自分にしか書けないから。
短夜(みじかよ)に密やかに楽しみたい、掌(たなごころ)の小説傑作選。 ブログを書いていて楽しいことのひとつは、アンソロジストになれること。DJのようなコンポジット感覚への愉悦。これほど楽しい作業はない。そして一度書き上げたリストは時と共に移り行く…