歴代名作映画おすすめランキング<法廷映画/裁判映画編>
「リンカーン弁護士」公開で、再び注目されているリーガル・サスペンス。法廷もの、法廷劇、法廷ドラマと様々な呼称で呼ばれるジャンル映画。検事や弁護士が法廷を舞台に丁々発止とやり合う中、意外な証言や証拠で新たに浮かびあがる事実や事件に関わった人々の人生。スリリングに二転三転するサスペンスフルな話の展開に観る者を引き込む。そんな息詰まる法廷を舞台にした見応えたっぷりの映画をおすすめ順に以下に並べる。
尚、『わが命つきるとも』『ケイン号の叛乱』『陽のあたる場所』『シカゴ』『アンタッチャブル』『ライアー ライアー』のような、法廷場面があってもミステリー色の薄い作品は除外した。
- 『情婦』(1957) ビリー・ワイルダー監督 アガサ・クリスティ原作。映画史上最も有名などんでん返しの結末をまだ知らないは幸せである
- 『十二人の怒れる男』(1957) シドニー・ルメット監督 紛れもない傑作。緊迫感ある演出が見事な密室劇
- 『評決』(1982) シドニー・ルメット監督 最終弁論が見事。ラストの電話のベルが切ない
- 『告発』(1994)マーク・ロッコ監督 アルカトラズ連邦刑務所を閉鎖に追い込んだ事件が題材の感動作
- 『いとこのビニー』(1992) ジョナサン・リン監督 テンポよくすすむ傑作コメディ
- 『推定無罪』(1990) アラン・J・パクラ監督 スコット・トゥロー原作
- 『評決のとき』(1996) ジョエル・シュマッカー監督 ジョン・グリシャム原作
- 『アラバマ物語』(1962) ロバート・マリガン監督 ハーバー・リー原作
- 『ペリカン文書』(1993) アラン・J・パクラ監督 ジョン・グリシャム原作
- 『レインメーカー』(1997) フランシス・フォード・コッポラ監督 ジョン・グリシャム原作
- 『或る殺人』(1959) オットー・プレミンジャー監督 ロバート・トレイバー原作
- 『ア・フュー・グッドメン』(1992) ロブ・ライナー監督 軍事法廷ドラマ。アーロン・ソーキン原作
- 『エリン・ブロコビッチ』(2000) スティーヴン・ソダーバーグ監督 PG&Eから史上最高額の和解金を勝ち取った半生
- 『ナッツ』(1987) マーティン・リット監督 トム・トーパー原作。バーブラ・ストライサンドが製作、音楽も担当
- 『ミュージックボックス』(1989)コンスタンチン・コスタ・ガブラス監督 スリリングな展開
- 『暗黒への転落』(1949)ニコラス・レイ監督 ウィラード・モトリィ原作
- 『ザ・クライアント/依頼人』(1994) ジョエル・シュマッカー監督 ジョン・グリシャム原作
- 『クレイマー、クレイマー』(1979) ロバート・ベントン監督 養育権裁判。アヴェリー・コーマン原作
- 『アイ・アム・サム』(2001) ジェシー・ネルソン監督 知的障害を持つ父親による親権奪回を描いた感動作
- 『死刑台のメロディ』(1971)ジュリアーノ・モンタルド監督 サッコ・ヴァンゼッティ事件が題材
- 『ジャスティス』(1979) ノーマン・ジュイソン監督 腐敗に満ちた法曹界の矛盾を暴き、裁判の不条理に挑む
- 『ザ・ハリケーン』(1999) ノーマン・ジュイソン監督 ルービン・カーター事件が題材
- 『真実の行方』(1996)グレゴリー・ホブリット監督 ウィリアム・ディール原作
- 『裁きは終りぬ』(1950) アンドレ・カイヤット監督 安楽死裁判が題材。陪審員制度に一石を投じる
- 『ニュールンベルグ裁判』(1961) スタンリー・クレイマー監督 ダニエル・ヘーウッド原作。国際軍事裁判。オールスターキャスト
- 『冷血』(1967) リチャード・ブルックス監督 ノンフィクション・ノベル第1号のトルーマン・カポーティ原作
- 『条理ある疑いの彼方に 』(1956) フリッツ・ラング監督 死刑廃止のため殺人犯に成り済ました男が辿る数奇な運命
- 『ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決』(2003) ゲイリー・フレダー監督 ジョン・グリシャム原作
- 『JFK』(1991) オリバー・ストーン監督 ジョン・F・ケネディ暗殺事件のクレイ・ショー裁判が題材
- 『英雄の条件』(2000)ウィリアム・フリードキン監督 軍事法廷ドラマ
- 『ゾラの生涯』(1937) ウィリアム・ディターレ監督 ドレフュス事件が題材のエミール・ゾラ自伝。アカデミー賞3部門
- 『相続人』(1997) ロバート・アルトマン監督 ジョン・グリシャム原案
- 『パラダイン夫人の恋』(1947) アルフレッド・ヒッチコック監督 ロバート・ヒッチェンス原作。3組の夫婦の心理描写
- 『三十四丁目の奇蹟』(1947) ジョージ・シートン監督 サンタクロースの存在証明を示す奇跡
- 『アミスタッド』(1997) スティーヴン・スピルバーグ監督 アミスタッド号事件が題材
- 『フィラデルフィア』(1993) ジョナサン・デミ監督 エイズ裁判が題材
- 『チェンバー/凍った絆』(1996) ジェームズ・フォーリー監督 ジョン・グリシャム原作
- 『運命の逆転』(1990) バーベット・シュローダー監督 クラウス・フォン・ビューロー事件が題材
- 『北京のふたり』(1997) ジョン・アヴネット監督 急転直下のクライマックス
- 『裁かるゝジャンヌ』(1928)カール・テオドール・ドライエル監督 ジャンヌ・ダルク異端審問。サイレント映画の傑作
- 『ジャンヌ・ダルク裁判』(1962)ロベール・ブレッソン監督 ジャンヌ・ダルク異端審問
- 『ジャンヌ/愛と自由の天使』(1994)ジャック・リヴェット監督 ジャンヌ・ダルク異端審問
- 『NY検事局』(1997) シドニー・ルメット監督 ロバート・デイリー原作
- 『父の祈りを』(1993) ジム・シェリダン監督 ギルフォード・フォー事件が題材
- 『白と黒のナイフ』(1985)リチャード・マーカン監督 依頼人と弁護人の関係と意外な展開
- 『シビル・アクション』(1999) スティーヴン・ザイリアン監督 ジャン・シュリクマンの半生を描いたジョナサン・ハー原作
- 『スリーパーズ』(1996)バリー・レヴィンソン監督 ロレンツォ・カルカテラ原作。オールスターキャスト
- 『訴訟』(1991)マイケル・アプテッド監督 原告と被告で対決する父娘弁護士
- 『バファロー大隊』(1939) ジョン・フォード監督 軍事法廷ドラマ
- 『若き日のリンカン』(1939) ジョン・フォード監督 リンカーン元大統領の弁護士時代
- 『強迫/ロープ殺人事件』(1959) リチャード・フライシャー監督 最初の快楽殺人、ローブ&レオポルト事件が題材
- 『ザ・ファーム/法律事務所』(1993) シドニー・ポラック監督 ジョン・グリシャム原作
- 『エミリー・ローズ』(2005)スコット・デリクソン監督 悪魔祓い中に死亡した事件が題材
- 『ハイ・クライムズ』(2002)カール・フランクリン監督 妻が夫の弁護士として軍事法廷に立つサスペンススリラー
- 『クリミナル・ロウ(灰色の容疑者)』(1989)マーティン・キャンベル監督 サイコ・サスペンス
- 『告発の行方』(1988)ジョナサン・カプラン監督 レイプ裁判が題材
- 『ジャック・サマースビー』(1993)ジョン・アミエル監督 マルタン・ゲール事件が題材
- 『スタンドアップ』(2005) ニキ・カーロ監督 世界初のセクハラ訴訟が題材
- 『ラリー・フリント』(1996) ミロス・フォアマン監督 ポルノ雑誌出版者の法廷闘争
- 『英雄モラント/傷だらけの戦士』(1980) ブルース・ベレスフォード監督 劇場未公開
- 『夜霧のマンハッタン』(1986)アイヴァン・ライトマン監督 コメディ・タッチで楽しめる
- 『突撃』(1957)スタンリー・キューブリック監督 軍事法廷ドラマ
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- 『真昼の暗黒』(1957)今井正監督 八海事件が題材
- 『事件』(1978)野村芳太郎監督 姉妹の葛藤が渦巻く 大岡昇平原作
- 『疑惑』(1982) 野村芳太郎監督 松本清張原作
- 『白い巨塔』(1966)山本薩夫監督 山崎豊子原作
- 『松川事件』(1961) 山本薩夫監督 国鉄三大ミステリー事件が題材
- 『明日への遺言』(2007) 小泉堯史監督 大岡昇平原作
- 『東京裁判』(1983) 小林正樹監督
- 『半落ち』(2004)佐々部清監督 横山秀夫原作
- 『それでもボクはやってない』(2007)周防正行監督
- 『12人の優しい日本人』(1991)中原俊監督 三谷幸喜脚本
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