過去の日記

神の見えざる手

Date: 21 Jul 2007 13:34:39 Subject: 神の手 こんにちは!お久し振りですね〜びっくりしました! 元気にしてますか? 正直私はあれからどの位経ったのか忘れる位 日々過ごしてました。 (中略) 台風が過ぎ去った沖縄の空の雲の隙間から 神の手が現れ太陽が現…

あの時、勇気があれば

あの日、共通の友人の結婚披露宴で偶然、同席だったね。 久しぶりに見たあなたは、とてもきれいに着飾って、昔と同じで、瞳をきらきらさせながら、僕を見つめた。 何年、時が経っても、僕はあなたの存在が特別なんだって、あの時気付いていたはずだった。 あ…

Un ange passe.

賑やかな中にも一瞬、偶然に話し声や音楽などの一切が途切れ、瞬時の静寂が訪れる間。 「天使が通った」 フランスに於ける日常的な言い回しだ。 一瞬水を打ったように静まりかえるのは、神の御使いが、何かを告げるために人々の語らいを阻み、沈黙させたため…

百種の言

あなたと別れてからこれまでの間、自分の感情と向き合い、身の振り方を追究してきた。 “どうすべきか”ということは分かっている。 問題は“どうしたいか”だ。 その答えには、疾っくに気づいている。 自分の心は決まっている。 僕があなたの心を盗んだのは、ま…

欲望と理想の狭間で

何日かぶりにまだ暗いうちに眠れた。珍しく、目覚める直前にみていた夢を覚えていた。 見たのはあなたの夢だった。 忘れていたはずのあなたの夢を見て、しかも幸せな気持ちにさえなっていたことに少なからずショックを受けた。 あなたを求めはしない。あなた…

忘れたくても忘れられない

2005/3/9 初めて見た時、彼女は沢山の兄弟と共に母親とじゃれあっていました。彼女の名前はきなこ。生後3ヶ月の仔犬です。「仔犬さしあげます」をきっかけに出会った彼女を、内緒でマンションで飼うことにしたのです。 朝晩のお散歩では、すぐにだっこをね…

白紙の未来

2007年07月19日02:16 星の王子さまが地球にやってきて狐と出会った時、狐は星の王子さまに言った。 「apprivoiser」 これを“飼い馴らす”と訳す本が多い。 池澤夏樹訳「星の王子さま」は、この語本来の意味である “時間をかけて絆を作る”に近いニュアンスで訳…

一円相

2006年11月19日09:56 「この指輪は丸くて欠けた所がありません。これは二人の愛が永遠であることを象徴しています」 結婚式での指輪の交換に於ける牧師の言葉。 Quintessential symbol for the everlasting love 円。 欠けるところも、余すところもない。 始…

吾唯足知

2006年11月17日21:18 徳川光圀公*1が寄進した京都・龍安寺の蹲(つくばい)。 写真にあるように、中央の「口」を周りの文字と組み合わせ、時計回りに文字を読むと「吾唯足知」となる。 「われ ただ たることを しる」 「東洋のロックフェラー」、薩摩次郎八*2…

種々事始或いは花鳥風月の誘(いざな)い

3ヶ月ぶりにmixiにログインして、自分の過去のmixi日記を読み返したら、とまらなくなった。自分の書いたものが好きな僕はなんと仕合わせ(おめでたい?)なのだろう。というわけで、内容は古くなるが、時々、ここに過去のmixi日記を再掲載していこうと思う。 2…